2016.06.02 Thursday
tagの映画日記@LOOPER/ルーパー
皆様こんにちわ。先日、お風呂で逆上せたtagです。 もう熱々のお風呂に入る季節では無くなってきましたね。僕は特にお風呂場では考え事(妄想)にふけってしまうので注意しないといけません。 因みに、かの有名な「考える人」の像は、地獄について考えているそうです。(より正確に言うと、地獄に落ちた罪人達を見つめている。考えているかどうかは分からない、らしいです) さて、今回オススメさせて頂く映画は「LOOPER/ルーパー」 監督:ライアン・ジョンソン(スター・ウォーズ/エピソード8(製作中)等) 主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(ダークナイト ライジング、インセプション) ブルース・ウィリス(ダイ・ハード、シックス・センス等) ジャンルはタイムトラベルによるループものです。ループものはオチが難しい(と思う)のですが、この映画は見事!と思わざるを得ませんでした。 簡単にあらすじを。舞台は2044年。タイムトラベルはまだ発明されていませんが、30年後の未来では発明されています。しかしそれは法律により、使用を禁じられていました。 30年後の未来は、科学の発展により、殺人の証拠隠滅が不可能となっています。そこで、未来の犯罪組織は「殺害したい標的を過去に送る」事により、完全な証拠隠滅を謀ります。 ルーパーとは、そんな標的を殺し、報酬を得る殺し屋の事を指します。主人公「ジョー」も、その一人でした。彼は今日も標的に銃を向けていたのですが、その日の標的は30年後の未来の自分でした…。 この映画、非常に新しいと思いました。(←何様?) タイムトラベル×殺人と言えば、「未来の人間が過去の人間を殺す」事を想像しませんか? この映画は「未来の人間が過去に殺されに来る」映画なのです。 また、少しだけ冒頭のネタバレになりかねませんが、主人公のジョーと、未来のジョー、この二人ともが「未来を変える為」に行動していくのです。 個人的にはここに凄く痺れました。今まで僕が見てきたタイムトラベル物では、二人の主要人物がいた場合、どちらかは未来を変えない様動く。そんなイメージが出来上がっていたからです。元々そんなに量を見ている訳ではありませんが… そのおかげで(この映画は「120分」あるのですが)最後まで結末が見えない、わくわく感が止まらない作品となっていました。(イチオシシーンは冒頭の時間を使った、未来人への拷問シーンです。あの発想は背筋が凍りました…) そんなLOOPER/ルーパーは、ザ・シネマにて本編を、6月12日、17時〜19時15分の時間で放送中! ザ・シネマはTVプラスプランのお客様がご覧頂けます。もしTV基本プランをご利用中のお客様は、月額400円UPのTVプラスプランをお勧め致します! お申し込みはケーブルテレビのお店まで!お問い合わせ、お待ちしております。 この映画で面白いのは、ルーパー達は殺人を犯しているが、「この世(この時間)に存在しない人間を殺している」という事です。人を殺せば地獄に落ちる、と言うのは漠然と持っている概念ですが、この場合はどうなるのでしょう。 果たしてルーパーは死んだとき、地獄に落ちるのでしょうか?それとも…。考えても、中々答えは出なさそうです。 LOOPER/ルーパー|ザ・シネマ |